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【読書ノート#25】減らす技術(レオ・バボータ)

目次

基本情報

本のタイトル減らす技術
本の評価
著者レオ・バボータ
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日2015/7/30

どんな本?

自分の人生をシンプルにするにはどうしたら良いのか。本質を見極めようとするにはどうしたらよいのかを知れる本。

うん、エッセンシャル思考ですね。

どんな人におすすめ?

  • 日々の忙しから開放され、本当にやらなければならないことに集中したい人
  • 自分にとっての本質が何か?と考えているひと
  • 人生をシンプルに考えたい人

本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動

STEP

本を読む前の問い

何を学びたいのか?

  • 人生をシンプルに考え、不要なことを減らす考え方

それを学んで自分はどうなりたいのか?

  • 自分にとって不要なことは減らしていきたい

いつまでにそれを達成するのか?(期限)

  • ずっと

どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)

  • 自分が大事にしていることを、大事にできる時間がもっと欲しい
STEP

本を読んだ後の問い

この本の問題提起は何か?

  • 全てやるのではなく、大切なことだけに集中する

問題的に対する解決策は何か?

  • 制限を設けること
  • ワンゴール方式
  • 習慣化する

他の本との共通点・相違点は何か?

  • エッセンシャル思考と同様に、いかに減らして本質に迫るかということ

本を振り返って、面白かった箇所はどこか(へぇーって思ったこと)

  • 増やしても良い成果が得られないということ。豊かになるということは、富めること、増やすことだと考えていた時期もあった。だけど大事なのは、選択と集中が大事で自分が何を大事にしているかを自覚しそれ以外については減らす努力が大事だと言うこと。

読書メモ

ページ

人生をシンプルで生産的にする「6つの原則」

  1. 制限する
  2. 本質に迫ることだけを選ぶ
  3. シンプルにする
  4. 集中する
  5. 習慣化する
  6. 小さく始める

特に制限することが重要かな。本質を選ぶのは難しそう

ページ

制限のある生き方のメリット

  1. 物事がシンプルになる→人生がコントロールしやすくなりストレスが減る
  2. 集中力が発揮できる→限られたものだけにエネルギーを集中できる
  3. 重要なことに的を絞れる→人生にとって大切なことに回す時間ができる
  4. 達成できる→大きな結果を出せる
  5. あなたの時間の大切さを示せる
  6. 効率が高まる

回数や時間、数を減らせば大きなことができるようになる

ページ

本質を見極める9つの質問

  1. どんなことに価値を感じている?→自分の価値観を自覚する
  2. どんなゴールを目指している?→人生で成し遂げたいこと、この一年でやりたいこと
  3. 心から好きなものは何?→これなしではやっていけないと思うもの、いつ夢中になれる?
  4. 何が大切なもの?
  5. 最もインパクトが大きいものは何?→一番大きな変化を生み出すものはどれ?→優先順位づけ
  6. 長期的にインパクトがあることはどれ?
  7. それは「必要なもの?」それとも「欲しいもの?」→ただ欲しいだけのものは外す
  8. 「本質に迫ること」では無いことは何だろう?→逆から考えてみる
  9. まだ減らせることは無いだろうか?→減らして、時間をおいて減らす、それを繰り返す

自分の価値観は特に「成長」と「自由」に重きをおいているので、その上で本質を考えてみる

ページ

シングルタスクに集中するポイント

  1. 朝一番に最も重要なタスク【MIT=Most Important Task】を片付ける→MITが終わるまでは他のものには一切手を付けない
  2. 集中の邪魔になるようなものを全て取り除く→スマホ、ネット、メール
  3. 気が散ったら深呼吸
  4. 割り込んできた仕事は、とりあえず棚上げする→幼児が頼まれた場合はメモしておく
  5. タスクを達成したらスケジュールを見直す→タスク完了後にメモを✔、TODOリストを確認する

自分が最も重要だと思っているタスクを最初に片付けるのは本当に大事。「カエルを食べてしまえ!」でも聞いた。それが自信になる。

ページ

12の基本習慣

  1. 毎朝3つ、その日の最も重要なタスクを決める
  2. シングルタスクを徹底する
  3. 受信トレイを空にする
  4. Eメールのチェックは1日2回だけにする
  5. 毎日5~10分エクササイズする
  6. インターネットの接続を切って仕事する
  7. 毎朝のルーチンをこなす
  8. 野菜とフルーツをたくさん食べる
  9. デスク周りを整理整頓する
  10. ショート・リストにない頼まれごとにNOという
  11. 1日15分家の中を片付ける
  12. Eメールの返事は5文まで

掃除と毎朝のMIT決めを実践しようかな!

ページ

ワンゴールを決める

  • ワンゴール→2,3年で達成したいゴール
    • サブゴール①
      • 週間ゴール
        • 今日取り組むタスク=MIT
    • サブゴール②

やはり目的を決め、目標として細分化、タスクとしてできる形にするのが原点にして最強

ページ

MITの取り組み方

  • 朝一番に選ぶ
  • 毎日MITが最優先
  • 3つだけ選ぶ
  • シングルタスクを忘れずに、1度にひとつのMITに集中する
  • 最低1つは人生のゴールに関するものを選ぶ

MITに取り組むことが最優先、言い換えるとMITを達成するから人生は良くなっていく

ページ

ショートリストで一番重要なことを明らかにする

自分にとって重要だと思うことは何?

  1. 家族とすごすこと
  2. 考えること・書くこと
  3. 読むこと
  4. 運動すること

印象に残った言葉や表現

ページ

自分が受け入れることに「制限を設ける」

全てをやるのではなく、大切なことだけに集中して、自分の時間を最高に効率よく使うこと

エッセンシャル思考の考え方。「より少なく、しかしより良く」のやつ

ページ

ワンゴール方式

あれもこれもいっぺんに手を出さずに、いつも「1度にひとつ」のゴールだけに集中する。

タバコを辞めたときに思ったことは、習慣を変える行為は非常にエネルギーを使うということ。集中して取り組むのが良い。

ページ

増やすことを追求しても、最高の成果が得られるとは限らない

増やせば増やすほど、本質から離れていき、濃かったはずの原液が薄くなるように目的を見失ってしまう。

問題があった際に、解決策として何かを追加することを繰り返すと、糸が絡まるように問題が複雑化する。その場限りの対処療法は繰り返すことはプライベートでも仕事でも避けたいね。

ページ

「本質に迫るとは何なのか」を自問する

まずは本質を考える。生産性だけを追求しても意味が無い。なぜなら、本質がわからない状態では取り組むことが増えてしまうからだ。

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