「森岡 毅 」さんの「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を読んだ感想とメモを書いています。
目次
基本情報
本のタイトル | USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? |
本の評価 | |
著者 | 森岡 毅 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年4月22日 |
感想
- 目的を達成するために綱渡りの状況を打破するためのアイデアの数々
- そしてコミットメントする姿に感動
- 成功の裏に隠されたことや、森岡さんの考えの一端に触れられてよかった
意見
- やはりP&Gの経験っていうものは凄まじいのが改めて分かる
- ただやるのではなく、必要条件を考えてやるのはホント大事。いかに行動量だけ増やして失敗してきたか…
気づき
- 人を動かすにはロジックだけではなく情熱も大事
ToDo
- 常に自分が起点になって行動する。他責にしない
- 試行錯誤を繰り返す。違う結果を得るためには違う行動か違うやり方で試していくしか無い
- 目的や解決策を考える際には、まず必要条件を考えることを習慣にする
本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動
STEP
本を読む前の問い
何を学びたいのか?
- USJを再建した森岡さんが、何を考えて何を実行したのか学びたかった
それを学んで自分はどうなりたいのか?
- 自分も主体的に組織を変えられるような行動力を持って改善したい
いつまでにそれを達成するのか?(期限)
- これから
どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)
- 行動力をもって成果をだしたい
STEP
本を読んだ後の問い
著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?
- アイデアを考えるときは、目的を徹底的に考える
- 情熱が予測もできない局面突破を呼び込むことがある
- 解決策を考える前に必要条件を考える
本を振り返って、読んでよかったこと、感じたことは何か?(へぇーって思ったこと)
- 戦略をもって、情熱的にとりくむこと。自分を信じること。そうやって主体的に情熱を傾けるように仕事をしたい
STEP
今後の行動
今後の具体的なアクション
- 主体的に行動する・提案する
- フレームワークにそって考える
3ヶ月後に自分はどうなっているか、どうなっていたいか?
- 自分が望む結果を得るために、日々改善された行動をとる
印象に残った言葉や表現
ページ
社風として、自分が起点になって物事を変えると言う文化がない
- 与えられた作業を一生懸命やることが氏名だと考えている
- アイデアは上から降ってくるものではない
ページ
より良い結果を得るには
外部条件が大きく変わらないときに、良い結果(違う結果)を出すには
- 違うことをやる
- 同じことを違うようにやる
この2つしか無い
読書メモ
ページ
こだわるポイントが間違っている
- 技術のための技術、品質のための品質は価値が無い
- 人の役に立つための技術や品質
ページ
アイデアを考えるときは、目的を徹底的に考える
- 目的を吟味して定め、その次にアイデアを満たすべき「必要条件」を一番時間をかけて考える
- 必要条件を組み合わせ、良い条件を絞り込んで思いつくアイデアの輪郭を明確に絞り込んでいく
ページ
マーケティングをやる人間は何でも自分でやってみる
- マーケターは「消費者目線」を基本にしないと、アイデアも判断も全てにおいて焦点がずれる
ページ
情熱が予測もできない局面突破を呼び込むことがある
- ビジネスは戦略的に物事を考えて、自分の使うエネルギーの焦点を見定めて、そこで成功確率を高めるために計算をあれこれするもの
- 本当に大切なことならば絶対に諦めずに行動することで、局面を動かせることがある
ページ
解決策を考える前に必要条件を考える
- 解決策を発想するための必要条件を先に考える
- 実際に解決の具体策を考えるのは、必要条件を明確にしてからの話
ページ
強いアイデアを生み出すイノベーションフレームワーク
- フレームワーク
- リアプライ – 似たような問題はないか?
- ストック
- コミットメント – どれだけ必死に考えられるか
- フレームワークでポイントを絞る
- 良いアイデアとは、どんな条件を満たすアイデアのことか
- それらの条件で良いアイデアを探すにあたっての着眼点をどこに定めて頭を使うべきか
戦略的フレームワーク
- 目的
-
そもそも達成すべき命題は何か?
- 戦略
-
目的達成のために経営資源を何に集中するか
目的を達成するための必要条件は何か?
- 戦術
-
具体的にどのように実現させていくのか?