新しい習慣を続けるのって、とても難しいですよね。
例えば、筋トレやランニングなどの運動、あるいは資格勉強など「続けよう!」と決心したのに、いつの間にかやめてしまった経験はありませんか?
わたしも昔は「明日からやろう」と意気込んでは挫折を繰り返していました。しかし、今では
- 毎日朝4時起き
- 筋トレを週4回を1年継続
といった、自分が身につけたい習慣を継続できています。
この記事では、新しい習慣を身に着け、行動力を高めるためのポイントをご紹介します。
目的・目標を明確にする
まず、何のためにその習慣を始めようとしているのか、目的を明確にしましょう。
「どこに行こうとしているかがわかっていなければ、どの道を通ってもどこにも行けない。」
ヘンリー・キッシンジャー
ゴールを明確にしたうえで、具体的な目標を設定することが重要です。
例えば、目的が「いつまでも健康でかっこいい体でいたい」「がっしりした筋肉質な体になりたい」なら目標は以下のようになります。
- ベンチプレスで100kgの重さを上げる
- 筋トレを週3回ジムで行い、決められたトレーニングプログラムを行う
- 週2回早朝5時からランニングを5kmを〇〇の場所で行う
大切なのは、漠然と動くのではなく、目的に沿った行動をすることです。これは仕事でも一緒ですね。
行動は細かく具体的にする
動作が明確で、頭でイメージできるレベルまで行動を具体化させましょう。
目的や目標を達成するには、具体的な行動に落とし込まなければなりません。なぜなら、人間はタスクが大きすぎると動けなくなるからです。
特に、やったことのない行動は、言葉の粒度が大きいと何をすればいいか分からなくなり、何もできません。
行動を分解する際は、最初は細かすぎるくらいがちょうどいいです。
具体例として、ゆで卵を作る場合で考えてみましょう。
- 鍋の中に水を1cm程度の高さで入れる
- 冷蔵庫からゆで卵を取り出す
- 鍋の中にゆで卵を入れる(真ん中が望ましい)
- 中火で沸騰するまで加熱する
- 沸騰したら蓋をして5分待つ
- 火を止めて3分待つ
- 鍋のお湯を捨てて冷水で冷やす
- 熱が冷めたら卵の皮を剥く
- 完成
ゆで卵を作ったことがない人に、突然「ゆで卵を作って」とお願いしても難しいでしょう。しかし、ここまで手順を具体的に分解すれば、誰でも行動できるはずです。
行動できるレベルまでタスクを分解しましょう。
行動する時間・場所を決める
行動を最も楽にする方法は、それを習慣化し、実行を「当たり前の状態」にすることです。
- 朝起きたら顔を洗う
- 夜寝る前に歯磨きをする
このような行動は、意識しなくても行っていますよね。これは、特定の場所やや時間で行動すると、頭で考えなくても体が動くようになるからです。
習慣化に最適なのは、以下のタイミングです。
- 朝起きたらすぐ
- 朝〇時になったら
- 通勤中に
特に、最優先で身につけたい習慣は、朝起きてすぐの時間帯に設定するのがおすすめです。わたしの場合だと、
- 朝起きたらジャーナリングをする
- 朝5時になったらジムに向かう
- 朝7時になったら自転車通勤する
- 寝る30分前から読書を始めるようにする
といった具合です。
If-thenプランニングもおすすめ
他のアプローチとして、「If-thenプランニング」があります。「もしAをしたらBをする」というように、ある行動の後に次の行動を決めてしまう計画方法です。
例えば、「朝起きたら歯を磨く」のように、慣れてくれば自然と次の行動に移れるようになります。

まとめ
新しい習慣を身につけ、行動力を高めるためのポイントを3つご紹介しました。
- 目的・目標を明確にする
- 行動は細かく具体的に書く
- 行動する時間・場所を決める
これらのポイントを押さえて、一緒に頑張っていきましょう!
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